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ヨハネス10世 (ローマ教皇) : ウィキペディア日本語版 | ヨハネス10世 (ローマ教皇)[よはねす10せい]
ヨハネス10世(Ioannes X、生年不詳 - 928年5月)は、ローマ教皇(在位:914年3月 - 928年5月)。教会慣用名はヨハネ〔小林(1966)巻末「歴代法王表」p.5〕。 == 人物略歴 == イタリアのトッシニャーノ生まれ。教皇登位は914年3月であった〔。クレモナ司教リウトプランドによると、ラヴェンナ大司教であった時より、ローマの有力貴族テオフィラクトの妻テオドラと関係があったとされ、その真偽は定かではないが、教皇登位後もテオフィラクトの強い支持を受けた。しかし、テオフィラクト夫妻が920年代初めに死去すると、やがてイタリア王ウーゴと接近するようになった。しかし、のちのローマ教皇ヨハネス11世の母で、テオドラの娘であったマロツィアはトスカーナ辺境伯グイードと結婚しており、マロツィアとグイードはウーゴの勢力の増大を望まなかった。そのため、最終的にヨハネスは、マロツィア夫妻により獄死に追い込まれた〔『クロニック世界全史』(1994)p.256〕。928年5月のことであった。
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